ストレスケア

ストレスケア(ワークショップ:標準オプション)

ストレスケアの持つ可能性

このページでは、当院のワークショップで行うストレスケアについてお伝えします。

 

ストレスという言葉は、日常なじみがある言葉だと思います。「精神的緊張」と訳することができます。

 

そして、適度なストレスは私たちに良い影響をもたらすこともありますが、強いストレスは、身体をむしばむ危険性があると言われてます。

ストレスが引き起こす症状

 

実際にストレスによって、どのような症状が引き起こされるかというと、「活力の低下」「イライラ」「疲労」「不安」「抑うつ感」といった心の不調に影響があり、場合によっては、めまいや動悸、息切れのように「身体の異常」を起こしてしまうこともあります。

 

ストレスというのは、目に見えない分、対策が難しいと言われてきた分野でもあります。しかし、ストレスとうまく付き合っていかないと、日々やる気が出なかったり、ケンカして落ち込んで沈んだり、環境の変化に適用できずに、うつ気味になってしまい方がいるというのも事実です
ストレスには個人差がある

 

私たちは、イライラすることや、辛いことや、悲しいことがあったからストレスを感じると捉えがちですが、実はこの解釈では不十分です。

 

何故ならば、同じ出来事がおきても、ストレスを感じる人もいれば、感じない人もいます。これは日常生活に置き換えると分かりやすいですが、例えば職場の上司に叱られて、「イライラする人」「落ち込む人」もいれば、発奮して「やる気を出す人」もいます。

 

図で説明するとこのようなイメージになります。

 

ストレス発生のプロセス

 

例えば、配偶者の死、上司とのトラブル、病気やケガ、失恋、リストラといった出来事が起きた時、その出来事が、直接ストレスに繋がっていると捉えがちですが、実はそうではありません。

 

ストレスは、過去の体験経験が、起きた出来事に反応して発生すると言われてます。いわば、心の奥に残っている傷口が、日常の出来事に反応したときに、ストレスとして発生します。

 

無意識に忘れている、心の奥にある傷口がに響いて痛みを感じる。これがストレス発生のメカニズムです。
心の病(うつ・統合失調症など)発生のメカニズム

 

実は、うつ等の心の病が発症するメカニズムも同様で、日常で強烈に苦しい・辛い体験をしたときに、それがきっかけとなり、心の奥にある傷口に反応して発症する。そのようなプロセスを経ます。(心の奥の傷口は自覚症状がない人が大変多いです。)

 

つまりは、そのストレスの根本原因となっている心の奥の傷口さえケアすることができれば、心の病を引き起こす根本原因をケアすることができるため、症状にアプローチすることができ、再発の不安もケアすることができるのです。

 

当院のカウンセリングや集中カリキュラムでは、心の病の根本原因の解消を通じて、お悩みの改善に務めてまいります。