親子カウンセリング

親子カウンセリングについて

親子カウンセリングについて

 

当院には親子で相談にお越しになるケースがあります。(もしくは、親子の関係で悩み、どちらか片方のみ相談者様がお越しになるケースもあります。)

 

内容は、いじめ、不登校、引きこもり、DV等様々で、お子さまの年齢も10代〜50代と様々で、ご両親の年齢も、40〜80歳の方々がいらっしゃいます。

 

愛する家族同士なのに、なぜか関係がうまくいかない。相手を必要以上に責めてしまったり、依存しすぎてしまったり、堂々巡りの状態から抜け出したいというご相談が多いです。

 

親子関係のカウンセリングを行う上で、知っておくと便利なのは、「根本原因」と「環境原因」という言葉です。なぜ、このような現状が起きているのか分かると心の悩みや病は手の打ちようが見えてきます。

根本原因について

 

根本原因とは、自分の中にある原因のことで、自分の根っこにある原因です。古くから東洋医学書(文献:「黄帝内経素問」陰陽応象大論篇)でも怒りや恨みの心が、病を誘発するということは述べられています。

 

両親や祖父母から受け継いだものや生まれてきてから自分なりに解釈して捉えたものが記憶となり、これが根本原因となり、様々な症状を引き起こします。いうならば、両親との人間関係が根本原因となり、今の現状に影響しているとも言えるのです。後から、「ああしよう」「こうしよう」と解決しようとしても、DNAからの記憶の方が力は強く、後から付け加えて記憶より、圧倒的にDNAからの記憶が強いと言われています。

環境原因について

 

そして、もうひとつ原因には環境原因というものがあります。これは、その人のを取り巻く環境のことを指します。根本原因と環境原因は密接に関わっており、その環境が引き金となって、根本原因が引き出されます。
人間誰しも、心の病を生じる因子は備わっており、それが「ある環境」によって引きだされた場合、うつやその他の症状を引き起こすと言われています。

 

例えば、いじめが起きてから発症してしまった。結婚してから、様々な問題が生じているというのは、「ある環境」の変化がきっかけとなり、因子が花開いたと見ることもできます。

 

つまり、親子の関係で悩む場合、この根本原因と環境要因の両方が強く関わっているため、当事者間ではどうしようもない状況まで、追い込まれる場合があるのです。
では、これらの要因を見てみたときに、悪いのは、「親」なのでしょうか?それとも「子」なのでしょうか?

 

答えは、誰も悪くない。
当院はそのように捉えています。

 

その観点からカウンセリングを進めたときに、手の打ちようが見えてきます。むしろ、親子それぞれが当事者意識を持ち、現状の改善に目を向けた場合、根本原因と環境原因の両方に同時に着手できるため、改善は早い。と見ることもできます。

 

これらを矛盾なく解決できるのが、YSメソッドのカウンセリングです。詳しくは、当院へお越しになり、ご相談いただけましたら幸いです